念願の北信五岳、初登頂
2015年 08月 09日
(2015.08.08)
昨日、8月8日(土)は新潟県妙高市の妙高山(2,454m)で涼をとってきました。以前から北信五岳(飯綱山、黒姫山、戸隠連峰、妙高山、斑尾山)に登ってみたいと思っていたのですが、なかなか機会を作れずに今日まできてしまっていました。
妙高山は五岳中ゆいいつ新潟県の山で、登山難易度も中級者向けでわたしの足では少し不安もあったのですが、あえてこの山を選んでみました。
早朝4時半に燕温泉下の駐車場に到着し、5時半少し前に出発しました。写真は駐車場から見る燕温泉街です。
今日の登山に備えてスパッツを新調しました。ズボンの裾をこのスパッツでしっかり包み込んで、歩行中の不慮の事故防止に備えます。
標高1,800mあたりには「胸突き八丁」と名付けられた難所があります。謂われを辞書でしらべたところ、(富士山の頂上付近のけわしい八丁(872メートル)をいったことから)急な登り道のことを指すそうです。
転じて、目標に達する直前の最も苦しいところ、だそうですので、この難所をクリアした後の楽しさを想像しながら、胸突き八丁に挑戦しました。
頂上まではまだ少しありますが、四方の景色は開けてきて、こんな素晴らしい雲海が目に飛び込んできました。
そして、次の難所は「鎖場(くさりば)」です。岩斜面の左側にロープが2本、右側にはクサリが垂れていて、岩肌に記された赤い矢印のペイントがわたしたち登山者に向かって「さぁ、登っておいで!」と誘っているようです。
ここで、持ってきた綿製のドライバーズグローブを手にはめて、さぁ、鎖場の登頂にとりかかります。
鎖場を登り切ってから、この岩場を降りてゆく登山者を上からのぞき込んでみましたが、足がすくみますねぇ。
鎖場を越えた後はやはり岩場のコースでしたが、両手でシッカリ岩をつかんで、岩の出っ張りに足を掛けながら登ると割合すんなりとクリアできます。
岩場を登り切って前方に広がる景色は、確かどこかで見たような山並みなのですが、初めての妙高山とあって、方向がまったくわからず、スマホで山の名を調べる心のゆとりもありませんでした(/_;)
パノラマで後方の雲海を撮りましたのでご披露いたします。
午前10時、目指す妙高山山頂に到着しました。「妙高大神」の前で記念撮影。妙高山には、北峰と南峰の2つの頂上がありますがこれは北峰(2,454m)で撮ったものです。
頂上から20メートルくらい離れた所にある岩の上でも記念撮影。これはカメラをスマホで遠隔操作して撮りました。
さらにもう一枚雲海の写真をご披露します。
北峰に移動し、写真を一枚撮った後、いよいよ帰路に着きます。
帰路は往路とは別のコースをたどって燕温泉まで戻りますが、この復路がなかなかきついコースだったのです。出発地点に帰り着いたときは全身ヘロヘロ状態でした。
午後4時半頃にわが家に帰り着き、すぐさまビールを身体に流し込みました。水分はどれだけ摂取しても一瞬で身体にしみこんでしまうようでした(笑)。
本日の歩行数=20,952歩、歩行距離=15.4km、歩行時間=9時間 でした。