妙高高原トレッキング
2016年 06月 20日
梅雨に入っているというのに雨が少ない。これはもうアウトドア以外にありません。
昨日は、女房と新潟県妙高市の妙高高原・笹ヶ峰へトレッキングに行ってまいりました。新潟県民の森の笹ヶ峰グリーンハウスを出発して牧場に沿った遊歩道を歩き、宇棚の清水・笹ヶ峰神社・キンポウゲ群生地・清水ケ池・ドイツトウヒ林を巡る、一周5㎞のコースです。
出発して間もなく、白樺の木をバックに記念撮影です。
毎朝行っているウォーキングなら、50分ほどで5kmを歩ききりますが、今回は自然に親しみながらゆったり・ゆっくり歩きます。
「宇棚の清水」に到着です。小川の流れの中に群生しているのはワサビでしょうか?白い花を着けていて、口に含むと苦みを感じます。
水飲み場があり、コップが用意されています。冷たくてとっても美味しい水です。
牧場ののどかな風景です。遠景の山は、左が黒姫山、その右手が飯綱山かな?
ここにはキンポウゲの群生地もあるということでしたが、最近草刈りを行ったらしくみごとな群生は見られませんでしたが、それでもあちらこちらにキンポウゲは咲き誇っていました。
ズダヤクシュは日影を好むのでしょうか、あまりに可憐すぎて、ともすると見過ごしがちです。
コキンバイも小さな花です。キンポウゲの黄色に紛れてしまいそうです。
オオヤマオダマキは、まるで頭が重すぎて下を向いてしまったかのような状態で花を着けています。
コース前方に猿の集団を発見しました。わたしたちの先をどんどん行ってしまうので、追いつくことはできませんが、猿たちのいた場所へ行き着くと、そこには生々しい生活の跡が残されていました(笑)。
ここからしばらくは白樺樹林が続きます。白い幹と緑の葉が美しいですね。
午後1時頃、清水ケ池に到着しました。少し遅くなりましたが、コンビニで購入してきたお握りでお昼にしました。
風がないので池の水面に周囲の景色が映って、上下対称の景色を作り出しています。画像の右手からカモが2羽泳いできて水面を乱しそうでしたので、あわててシャッターを押しました(笑)。
コース終盤にはドイツトウヒが出現してきました。道すがらの説明板によると、わが国最大のドイツトウヒ林だそうです。
素晴らしい景色を見ながら、清々しい空気を胸一杯に吸い込んでゆったりと4時間かけて5kmのコースを一周して、出発地のグリーンハウスまで帰ってきました。
帰路、妙高市杉野沢の温泉施設、「苗名(なえな)の湯」で汗を流し、午後4時帰宅しました。
今回のトレッキングコースは、地元信濃毎日新聞社刊行の「信州とその周辺 ベストトレッキング」に掲載されているものです。この本には他にもたくさんのコースが紹介されていますので、次回もまた参考にしてみたいと思います。