ラーメンの町、福島県喜多方市では朝7時から営業を始めている店も多く、これを朝食ラーメンならぬ「朝ラー」と言って、結構人気があるとか。
昨秋、災害のために新潟~福島を結ぶR252が六十里越直前で通行止めになってしまいました。このことは以前わたしのブログでレポートしましたけど・・・。
この通行止めが7月23日に解除されたため、「喜多方で朝ラー」という企画が昨夜きゅうきょ浮上してまいりました。
ということで、本日午前4時に自宅を発ち、朝食でラーメンをいただくために喜多方市の「ラーメン一平」を目指しました。
昨年災害のためにUターンせざるを得なかったR252はご覧のように、昨年来設置されている工事看板がなつかしい・・・。

これが工事完了した災害現場です。バックホウの右側の山が崩れて、左側の道路をふさいだのです。災害防止措置として、厚さ90cmほどのコンクリートの擁壁が新設されました。うん、これなら安心!

災害で崩れた山の土砂がここに積まれていました。これはすごい量ですねぇ~。 自然の力ってすごい!!

久しぶりに、六十里越からの田子倉湖の風景をご覧いただきます。山々の緑に囲まれたダム湖は相変わらず神秘的ですね。

今回の出で立ちを写真に納めてみました。バイクのシートの上にカメラをセットして、タイマーでシャッターを切ったのですが、被写体の位置が×でした。
夏のライダーウェアとして、今回はユニクロで購入したパンツを着用してみました。これまで愛用してきたメッシュパンツはおしゃれ度に乏しいと痛感したので、これに変えてみました。
ふむ、写真に撮ってみると、いまいちですねぇ~(笑)

田子倉湖畔まで降りてくると、湖面には霧が発生していました。ここはいつも霧のイメージが強いところですネ。


8時半過ぎ、会津坂下町に入りました。それまでR252を半分競争のように走ってきたスズキGSX1400の青年ライダーが、わたしの目的地、「一平ラーメン」まで先導してくれることになり、道に迷うこともなくスンナリと目的地に到着しました。

この画像はラーメンを食べて店を出たときに撮影したものですが、駐車場にはバイクが3台止まっています。いかにもライダー御用達のラーメン店という感じがしませんか?
特に、画像手前のネイキッドが存在感たっぷりですネ。オフロード&アメリカンはほんの添え物って感じしちゃいませんか?(笑)。
注文して待つこと5分。お目当ての「じとじとラーメン」が登場しました。コレです!
豚の背脂タップリで、一見したところ濃厚そうですが、食べてみると塩味風でサッパリとしていて、わたしの口に合いました。お値段も650円と値頃感タップリで、「朝ラー」に選んで間違いなしの一品でした、ラッキー!!

目的を達したら、その後はただひたすら帰路を急ぐのみ。
田子倉ダムで休憩をとりました。原子力発電が全盛の頃には、前世の遺物と判断され兼ねなかった水力発電ですが、原発事故により、発電の重要な一つの選択肢になったのではないかと思います。
今でこそ観光施設はすっかりすたれていますが、近いうちに再びテコ入れが行われることを願いながら、湖周辺の風景をカメラに納めました。

今日のツーリングは涼を求めるため、早朝に出発したので、往路はいたって快適でした。
しかし、帰路は昼時とあって、国道沿いの温度計は軒並み30度を超えていました。休憩した各地で見る観光客は誰もが赤い顔をして、額に汗という状態でした。
帰宅は午後3時。走行距離=505km。
帰宅後、風呂で汗を流し、ビールをいただきながら、このブログを作成していますが、適度な疲労感が体を充満しています。つくづく、ツーリングはスポーツだなと感じます。
過日、娘がフェイスパックした後のシートをわたしが再使用して顔パックしてみたところ、結構肌がツルツルしてイイ感じだったので、娘にパックシートをプレゼントしてくれるように頼んでおきました。
先日その願いがかない、「ゴールドエッセンスマスク」なるパックを娘からプレゼントされました。今夜、女房と娘を誘って久しぶりに温泉へ行ってきたので、いよいよフェイスパックを実行することにしました。
フェイス・シートを顔に貼り付けた状態をご覧いただきます。

約25分後、シートを顔からはがしてみると・・・、シートの配合成分である、グリセンリンやらダイズ発酵エキスやらが皮膚にしみこみ、テカテカ光っています。う~ん、これは肌に効きそう!!(笑)
説明書どおり、これからは週に3~4回くらいパックしてみたい・・・(^O^)
三連休最終日、ようやくツーリングの運びとなりました(笑)。
最近、松本利昭さんという作家の「巴御前」を愛読しています。巴御前というと、木曾義仲の奥さんにして武者ということで、信濃の著名人です。
木曾にある「義仲館」は昨年も訪れたのですが、巴御前のことをより深く知った今、もう一度訪れて見ることにしました。
R19で一気に木曾まで。
まずは「巴淵(ともえがふち)」です。巴御前が生まれる直前、この淵に立って両親が祈りを捧げたことで、巴は龍神の化身となるのです。昨夜の雨のせいか、水は濁っていましたが、釣り人が一人、糸を垂れていました。しばらく見ていたのですが、釣果なしです。

続いて「義仲館」です。義仲についてわたしの知識が豊富になったせいで、館内の掲示物の説明がとってもよく理解できました。

義仲館のすぐそばにある徳音寺には義仲の墓が奉られていますが、境内には「木曾の五木」もありますので、みなさんにご紹介しますネ。
まずは、「ヒノキ」です

次は、「明日こそヒノキになろう」と思っている木としてアスナロなどとも言われる、「アスヒ」です。

お次は「ネズ」

4番目は、「コウヤマキ」です。

そして、最後は「サワラ」。

R19を少し後戻りして、R361の権兵衛トンネル経由で伊那市まで走ります。山間の快適な道路を快走して伊那に出ると、前方に南アルプスの雄姿が目に飛び込んできます。ここからの眺めはあまりなじみがないので山々の名前はよく分からないのですが、ほぼ正面にあるのが甲斐駒ヶ岳、その右がたぶん千丈岳かなと思われます。

伊那でちょうど昼になったので、道路脇の食堂でランチしました。駒ヶ根市ではないのですが、ここまできたらやっぱり「ソースカツ丼」を選択するのが正しいツーリストというものでしょうか?(笑)
カツは特に厚いとかデカイものではありませんが、お値段は950円で文句のつけようがない味です。付け合わせの「モヤシのナムル」と「タクアンの煮物」も絶妙でした。この「タクアンの煮物」は北信地方の郷土料理かと思っていたのですが、伊那にもあるんですネ、驚きました(笑)。
味噌汁も、イイ意味で家庭の味を感じさせるしっかりした一品でした。

その後は、R153~R19を快走しましたが、天気予想でも報じていたとおり、気温はグングン上昇し、午後2時半にR19で確認した気温は、ご覧のように35℃でした! アッチィ~!

今日のお土産は、道の駅信州新町で物色したご覧の野菜、ニラ・金時草(キンジソウ)・ピーマン・長ナス・ナメコの5種でした。

午後3時、ぶじ帰宅。本日は早朝出発の予定でしたが、バイクのキー紛失騒動のため、予定を大幅に遅れて午前7時となってしまいました(^^;)。
全走行距離=298km